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東舘神社(ひがしだてじんじゃ)

【鎮座地】  秋田市楢山南新町下丁40

【御祭神】  少彦名命(すくなひこなのみこと)
       大名持命(おおなもちのみこと)
       岩清水八幡大神(いわしみずはちまんのおおかみ)
       佐竹義久神(さたけよしひさのかみ)

【例祭日】  5月10日 (現在は5月第三金土)

【ご由緒】
慶長7年(1602)佐竹家が常陸(ひたち)国(茨城県)から秋田に国替えになったとき、佐竹東五代義賢(よしかた)公(秋田初代)が同国にあった真言宗のお寺蓮乗院(れんじょういん)を秋田に移し東家の下屋敷であったこの地に同家の祈願寺として建立した。当時は神仏混淆(しんぶつこんこう)時代で少彦名命・大名持命と石清水八幡神を祀っていた。
明治に至り政府の神仏分離政策に応じるため、この町内に屋敷を置いていた佐竹東家の家臣が相諮り、このお寺を改装して東舘神社とし、同時に義賢公の父、義久公を武神として合祀した。
桐の紋は、義久公が数々の戦いで功名を挙げた功績により、天正18年(1590)に豊臣秀吉から賜わったもので、社紋となっている。
昭和29年に宗教法人となった。
現在の社殿は昭和54年の全面改築である。

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